大人にも、もちろんのことGW(ゴールデンウィーク)や、お盆休み、お正月休みのように長期休みもあることだとは思います。
ですが、大人だからと言って、“五月病”にならないわけではありません。
30代中盤から40代の後半の人は、多くの人が中間管理職と呼ばれる役職に就かれていることでしょう。
中間管理職は上司と部下の板挟みになり、自分が経験しないと、その大変さや辛さはわからないことだと思いますが、世間一般のお父さんたちはこれらに嫌気がさしてしまっている人もいます。
「仕事なんだから・・・。」
と、感じる人もいるかもしれません。
確かに、お金を貰うと言うことは、簡単のことではありませんし、大変なのは当たり前かもしれませんが、それだけ精神的に参ってしまうと言うことは覚えておきましょう。
これらのことが引き金になって、「五月病」になってしまう可能性があるのです。
五月病なんて放っておけば、大丈夫でしょ?
そんなことはありません。
五月病が酷くなってしまうと、本格的な『うつ病』などの深刻な心の病にも発展しかねない危険がありますので、今回は「旦那も五月病?妻だからいち早く夫のピンチを救える3つの方法」を紹介していきたいと思います。
旦那・夫の些細な変化に注目
一番近くにいる妻(あなた)が、旦那・夫の些細な様子をよく観察し、目には見えない隠れた心のSOSのサインを早めに見つけることが大切です。
こんなサインは要注意!
では五月病の夫にはどんな症状が出るのでしょうか?
以下の事柄と見比べて、確認してみてください。
□会社に行く気がない(いつもの会社が嫌な時とは違う。)
□食欲不振。
□身体症状が起こる。
□肉体的な疲労感がある。
□眠りが浅く、朝起きられない。
□すべてに対して無気力。
□口数があからさまに減った。
□会社の話をしたがらない。
□急に感情の強弱が激しく精神的に不安定。
これらの症状がいつも見ている旦那・夫と異なるのであれば、少し注意をしてみてください。
しかし、いくら上記の症状があったとしても、妻はどうすれば良いのでしょうか?
そんなときは簡単なことではありますが、以下の3つを試してみてください。
妻だからできる方法
誰しもが、旦那・夫の心のSOSに気づけるわけではありません。
そうです。
毎日、顔を合わせることができる、あなただからこそできることもあります。
なので、以下の3つの事柄を試して、旦那・夫の心のSOSを助ける原動力になってあげてください。
コミュニケーション
心に何か迷いがあったり、精神的に病んでしまっているときには、話を聞いてもらえることは、とてもありがたいことですよね?
それは夫婦間も同様です。
心が開きやすい人に話を聞いてもらうことができることは、病から脱出できる近道になる可能性もありますので、旦那・夫の悩みも愚痴も聞いてあげられる環境を作ってあげられることが大切です。
しかし、ここで話を聞いてあげることは大切ではあるのですが、あまり否定的な言葉や、励まし過ぎて、相手を追い詰めすぎてしまうことになりますので、注意してください。
例えば
「もう少し頑張ってみよ」
「やればできる」
のように、元気づけてあげることは大切ですが、少し受け入れてあげることも大切です。
自分のすべてをさらけ出せる相手であるので、その相手からも否定や非難をされてしまうと余計に心を開くことをやめてしまう可能性があります。
なので、まずは“安心”させてるためにも、一旦すべてを聞き入れるつもりで話を聞いてあげましょう。
他にも、話をする以外もスキンシップを通して、旦那・夫の心を癒してあげてください。
夫婦間の向上のためにも、こちら⇒「夫婦間のコミュニケーションを改善する5つのポイント」を参考にしてみてください。
食生活の改善
長い休みの間に、ついつい暴飲暴食を繰り返してしまう人もいるかもしれません。
そうなると、必然的に内臓も疲れてしまいます。
胃や腸は“第二の脳”と言われるほど、特に大切なものです。
そんな第二の脳が暴飲暴食により、負荷をかけ過ぎてしまうと、働きも落ち、肉体的にも疲労がより生まれてしまいます。
毎日、バランスのいい食事を取ることは、当たり前のようで、実際やってみるとできないこともありますが、体内を一度リセットさせるためにも、率先して行ってみてください。
ここでおすすめしたいのは
豚肉です。
特に、豚肉は疲労回復に役立つビタミンBが多く含まれています。
ビタミンBが不足すると糖質をエネルギーに変えることができず、どうしても疲労や倦怠感に繋がりかねません。
プライベート
家庭があれば、平日は外でお仕事、休日は家でのお仕事なんて人も少なくはありません。
ましてや、五月病のように精神状態が不安定のときのストレスは、いつもは簡単に受け流せたとしても、受け止める状態によっては感じ方も変わってきます。
そんなときには、軽い運動をしてみたり、一人で買い物をしてみたりと、自分だけの時間を作ってあげられることが大切かもしれません。
少し体を動かし、汗をかくことで爽快感が増し、いくら軽い運動と言っても肉体的には疲れることから睡眠が深く取れるようになったりなどの効果がありますので、一石二鳥です。
なので、精神状態が不安定な休日くらいは、「家のことより体を休めて!」
なんて言ってあげられる、素敵な心を持っている人になれるよう努めてみてください。
まとめ
「あれ?五月病かな? 」
ちょっとした異変に気付いてあげられるのも、うつ病などの深刻な心の病にもなる危険も防げる可能性もあがります。
旦那・夫を救えるのは、“あなた自身”です。
ですが、「自分がどうにかしないと・・・。」
という意識をしすぎてしまい、時には手遅れになってしまう可能性もありますので、自分ではできないところは、早めに医師に相談することも大切です。
し・か・し!
男性のみなさん!
これだけは頭に入れておいてください。
上記のことは、すべてあなたの為に、奥様がやってくれています。
日常生活で精神的に不安定な状況に陥るのは、自分たちだけではなく、相手も同じです。
「旦那のために妻が動くのは当たり前?」
だったら
「妻のために旦那が動くのも当たり前です。」
なので、自分の為に文句のひとつも言わずに尽くしてれたのならば、自分の体調が回復次第、次は奥様の為に心の安らぎの時間を与えてあげてください。
五月病関連の続きはこちら⇒「あなたは大丈夫?五月病が酷くなる前に診断チェックとその改善方法」をどうぞ。