気持ちが乗らない、何をしても楽しめない・・・。
そんな気持ちになることは、普通に生活をしていれば、多々あることだと思います。
しかし、自分が気付かないだけで、もしかしたらそれは“無気力症候群”になっているのかもしれません。
中学生や高校生ならば、学業に身が入らなかったり、社会人ならば仕事をしていても、モチベーションは上がらず、上の空。
友達と遊びに行っても、他の友達だけ盛り上がっていても、どこか自分は上がらない・・・。
このように意欲や感情がスランプ状態に陥ってしまう状況が無気力症候群です。
そこで今回は「やる気がないは危険? 現代人を襲う「無気力症候群」とその対策方法」を紹介していきたいと思います。
無気力症候群が長引いては危険
一時的に何もかもどうでもよくなってしまうことは、誰しもなりうることではありますが、この無気力症候群が長い間続いてしまうと深刻な悪影響が出てしまうこともあります。
例えば
自分が生き甲斐と感じている事柄が、理由はどうあれ、いきなり奪われてしまったとしたら、どうしますか?
「仕方がない」
と、思えることなのであれば、問題ありませんが、中にはどうしても踏ん切りがつかないことも・・・。
理想と現実の“ギャップ”がわからなくなった時などに失望感や無力感を人間は感じてしまう傾向があります。
簡単に言えば、五月病などと同様で、長い休みが続いたときの明けの学校や会社に向かうことが億劫になったりすることもありますよね?(五月病に関する記事はこちら⇒「あなたは大丈夫?五月病が酷くなる前に診断チェックとその改善方法」)
一時的な無気力な感情は誰しもが経験していることかもしれませんが、万が一にそれが長引いてしまうと、何にも関心を持てず、家に引きこもってしまうなど、深刻化してしまうケースもあるので、注意が必要です。
無気力症候群診断チェック
もし、自分自身が
「何かおかしいな?」
と、気付くことが、無気力症候群から抜け出すことができる、一歩となるので、以下のような症状がいくつも当てはまる方は注意が必要です。
・感情の量が低下している。
・感情の表現が小さくなっている。
・意欲が低下している。
・今までの情熱で物事を行えない。
・外出が億劫になってきた。
・家族や仲間などと、過ごす時間を楽しめない。
・周囲に無関心になっている。
・自分が携わっている事でも関心がなくなっている。
いかがでしたでしょうか?
1つくらいは当てはまることもありますよね?
ですが、3つも4つもとなれば、無気力症候群の前兆かもしれませんので、そんなときには医療機関への受診をおすすめいたします。
対策方法
一番、無気力症候群に陥ってしまう原因のひとつは“ストレス”です。
多くの場合、ストレスに対する一種の現実逃避が引き金になって、本格的な無気力症候群になってしまうケースが多い傾向があります。
なので自分に押し寄せてくるストレスには負けない身体作りをするのが大切です。
「ストレスに負けないと言っても・・・」
自分自身も経験したことなので、その気持ちは凄くわかります。
ストレスに負けないと言っても、簡単に言えば、自分なりのリフレッシュ方法を探すことが一番の近道になります。
ストレスへ対処の方法は十人十色でそれぞれあることだと思います。
・「好きな音楽を聴く」
・「お洒落をする」
・「運動をする」
・「買い物を楽しむ」
・「友人と長話をする」
挙げれば、キリがないくらいに、たくさんあることだと思いますので、自分が一番好きなことで発散できるような手段を取ってみてください。
まとめ
今回の内容を見て
「自分には関係ない!」
と、思った方もいるかもしれません。
しかし、自分の未来に「いつ」、「どこで」、「どんなことが」起こるかなんてわかりませんよね?
今現在、仕事もプライベートも充実しているからといって、それに対して、胡座をかいてはいけません。
ストレスという“魔物”は、どんな角度からあなたを襲ってくるかはわかりませんので、日頃からの心掛けがとても大切です。
無気力状態が続き引きこもってしまうと、身体にはさまざまな異変が起こってしまう可能性もありますので、合せて以下の内容も参考にしてください。