“言わなくても分かり合える”そんな関係にまで慣れるのは、凄い事ですよね?
「以心伝心」なんて言葉があるように、言葉にしなくても分かり合える関係に憧れを持っている方もいるかもしれません。
似たような事で言えば、「阿吽の呼吸」ということわざもある事にはあるのですが・・・。
実際問題、確かに分かり合える事は無いとは言い切れませんが、相手の全てを理解するには、程遠いかもしれません。
「これだけ長い年月、一緒にいるからわかるだろう。」
と、相手の気持ちを過信してはいませんか?
そこで今回は「恋人・夫婦間の「すれ違い」を招かない為に出来る3つの行動」を紹介していきたいと思います。
前後の省略
いくら話をしても、相手に自分の“本当の気持ちを伝える”という事はとても難しい事です。
ましてや、前後の言葉を省略してしまえば、なおのこと伝わりません。
例えば
仕事からの帰りが遅かった時に
「遅いね。」
という一言だけでは、物事をたくさん連想する事も出来ます。
言っている側は、深い意味はないのはわかりますが、相手の受け取り方によっては、皮肉や嫌味に聞こえてしまうからです。
しかし、それらの言葉を言うのに、わざわざ考えて言うのも“おこがましい”と思う事もあるかもしれませんが、それはあなたの最愛の人の為ですよ?
それなら出来ますよね?
なので、「遅いね。」だけではなく、「遅かったから心配したよ。」なんて添えてあげるだけでも違いますので、前後の言葉を省略しないで、しっかり伝えていきましょう。
素っ気ない態度
・「うん。」
・「そっか。」
・「わかった。」
などの、素っ気ない態度を取られた相手はどう感じると思いますか?
「怒っているのかな?」
「何か気に障る事したかな?」
などのように、思い詰めてしまう事もあります。
理由としてみれば、上記の「前後の省略」でも記載しましたが、相手に自分の本当の気持ちを伝える事は難しいからです。
普段生活をしていれば、嫌な事や苛立ちを覚える事も中にはあると思うので、素っ気ない態度を取る事に問題があるわけではありませんが、「すれ違い」という観点からすると、あまり好ましくはないので、注意してみてください。
感謝と謝罪
長い年月を共に過ごしていたり、毎日生活をしていれば、物事に対して、「当たり前。」になってしまう事も多々ありますよね?
ですが、その当たり前は、お互いがそれぞれの役目を分担しているからこそ、成り立っている事だと思います。
「ありがとう。」
「ごめんなさい。」
こんな簡単な言葉の中には、たくさんの意味合いが含まれているので、“日頃からの感謝”や“過ちを詫びる”という事を怠らないように努めてみてください。
また、上記の「前後の省略」と合わせて物事を考えてみると、より良いので、有効活用をしてみてください。
まとめ
言葉が“少し足りない”というだけで、相手は誤解してしまう可能性も上がり、すれ違いを招いてしまう事も多々あります。
それだけではなく、恋人間では「別れ」、夫婦間では「離婚」と言った、最悪の悲劇に陥ってしまう事もないとは言い切れません。
なので、「言わなくても分かる」と過信するのではなく、しっかりと“伝える”という事を心掛けていきましょう。
他にも、以下の記載を参考にして頂いて、より関係性の向上に努めていってください。
・夫婦間のコミュニケーションを改善する5つのポイント