“夫婦の危機”と、聞いて、どんな事を想像いたしますか?
各夫婦間によって、理由は異なる事ではありますが、どの夫婦も一番の内容は、『離婚問題』ではないでしょうか?
一度、相手の事が嫌になってしまえば、どんな些細な事でも、目に付き、怒りを覚えてしまう事も多々あります。
それは、育った環境の違う二人が同じ屋根の下で暮らしているので、必然的な事なのかもしれません。
ひとつの事柄がきっかけに、離婚をしてしまう夫婦もいます。
現代では、熟年離婚や仮面夫婦などが多くもなってきています。
ですが、それを乗り切る事が出来る夫婦も同様にいるのも事実。
では、どんな夫婦が“離婚の危機”を乗り越える事が出来るのでしょうか?
そこで今回は「離婚のピンチを乗り越えられる夫婦の3つの特徴」を紹介していきたいと思います。
他人との比較
人間は、無意識のうちに、他人の目や周囲の人と、けして口には出さないにしても比較しているものです。
確かに、一歩外に出れば、どんな事柄においても競争社会なので、周囲を気にしてしまうのは否めませんが、いくら無意識とは言っても、他人と比べてばかりいれば・・・。
考え方によっては、他人が羨ましくなってしまう事もないと言えば嘘になってしまいます。
他人と比べる行為そのものに問題はありませんが、他人と比べているうちに、どうしても物事を自分と重ねてしまう人も中にはいますよね?
自分と重ねた結果、嫉妬心から自分のパートナーに思いをぶつけてしまう事で夫婦間のトラブルが発生する可能性が上がってしまいます。
よく、テレビドラマなどの夫婦の会話の中で、「お隣の〇〇さん昇進したらしいけど・・・。」のようなフレーズからなる内容は、典型的な会話になります。
初めは、言っている本人も愚痴程度のつもりで言っていたとしても、嫉妬心から歯止めが利かずに、気付いた時には夫婦仲が崩れしまっている事も多々あります。
そうならない為にも、「よそはよそ。うちはうち。」というような、割り切った考えを持つ事が、夫婦のピンチを乗り越える、ひとつの要因かもしれません。
コミュニケーションの有無
夫婦間の関係性の問題で、最も重要な事は、この“コミュニケーション”ではないでしょうか?
仕事や家事、育児が忙しくなれば忙しくなるほど、夫婦のコミュニケーションは、どうしても減ってきてしまいます。
最近、夫婦二人だけで過ごす生活は少なくはなっていませんか?
忙しくなれば、自分をケアするだけで手一杯になり、相手の事を考えている余裕がなくなってしまうのはわかりますが、それではいけません。
ましてや、例え忙しくなくても、「これくらい言わなくてもわかるよね?」
なんて思ったりはしていませんか?
確かに、常に共に過ごしていれば、そう感じる事も多々ありますが、言葉で伝えるのと伝えないのでは天地の差が生じてしまいます。
相手の気持ちや受け取り方は、言わないと聞かないとわかりませんよね?
なので、忙しくても、お互いに面倒くさくならずに、しっかり自分の気持ちを言葉で伝えるように心掛けていきましょう。
向上心の質
向上心とは、自分の目標に対して、目標に向かって努力をし突き進むものです。
これは、物事をする上では、夫婦間も同様に大切な要因のひとつです。
上記の「コミュニケーションの有無」を取り上げても、向上心は必要ですよね。
忙しいからといって、会話をする事を疎かにしていれば、いつになってもコミュニケーションは取れない事でしょう。
ということは、物事に対して意識をしながら取り組む事が大切になってきます。
なので、夫婦の関係性を深めて、離婚の危機に対応するためにも、まずは自分のモチベーションを上げるために向上心を持つ事が必要かもしれません。
努力をするのは、甘いものではありませんが、その努力は二人のためにするのです。
関係が冷えきってしまえば、努力をするどころか、どんどん距離が離れていき、その頃には関係性を高める事など出来ませんので、今からでも少しずつ始めてみてください。
まとめ
夫婦間の問題は、まだまだたくさんありますが、まずは自分たちが出来る内容や上記の3つからでも心掛けて、関係性を高めてみてはいかがでしょうか?
簡単に言えば、離れる事はいつでも出来ます。
反対に、関係性を深めるためには、たくさんの時間を要してしまいますので、日々の積み重ねが大切です。
他にも、以下の内容を参考にしていただいて、夫婦仲を深めてみてください。