少し心寂しい秋が終わると、体に堪える寒い季節が訪れます。
寒いだけならば、寒さを苦にしない方からすれば問題のない事かもしれません。
ただ、冬が近付いてくると、寒さだけが近付いてくるわけではありません。
寒さと共に、女性にとっては天敵の“乾燥”も、残念ではありますが、冷たい風と共に、私たちに近付いてきてしまいます。
カサカサ・・・。
肌が乾燥してしまう理由は、気温が下がることで血行や代謝が悪くなり、十分な栄養や酸素が行き渡らなくなるので、乾燥肌になってしまうのですが、冬本番になってからでは、対策が間に合わない可能性もあるかもしれませんので、今のうちから出来る限りの事はしていきましょう。
そこで、今回は「肌を乾燥から守ってくれる3つの美容成分と対策方法」を紹介していきたいと思います。
乾燥から守る3つのスキンケア
乾燥肌は、知っての通りで、肌そのモノの水分が不足してしまっている状態です。
水分が不足してしまう理由は、室内環境や生活習慣の乱れ、年齢など多々ありますが・・・。
諦めてはいけません。
「毎年の事だから・・・。」
そう感じる方もいるかもしれませんが、出来る事からコツコツと努力してみましょう。
まずは、肌を乾燥から守る3つのスキンケア成分を紹介いたします。
AHA(アルファヒドロキシ酸)
AHA(アルファヒドロキシ酸)はクエン酸、乳酸、リンゴ酸などの種類が豊富に含まれて、フルーツに多く含まれている事から“フルーツ酸”と呼ばれています。
果物や野菜などの自然に由来する酸なので、肌のトラブルも少なく、肌に優しく働きかけてくれます。
肌の表面にある角質そのモノを柔らかくし、古くなった角質を剥がれやすくする作用があり、肌のカサつき・くすみなどを改善します。
年齢と共に目立ってくる小ジワや毛穴も、個人差はありますが、AHAの効果で目立たなくなったり、乾燥によって乱れてしまった肌を生まれ変わらせる一歩に近付きます。
抗酸化物質
そもそも、抗酸化物質とは、簡単に言えば、健康な細胞への攻撃を防いでくれる分子の一種で、『肌の老化』を食い止める作用があり、ビタミン類やミネラル類が多く含まれている化粧品を使用すると、肌の酸化から守ってくれます。
人間は呼吸により、体内に酸素を取り組む事によって、どんどん体を酸化させてしまっているので、抗酸化物質を利用して体内外の酸化を防ぐようにする事が大切です。
また、年齢重ねる毎に、どうしても抗酸化力は衰えてしまいますが、食事やスキンケア、サプリメントなどで、抗酸化物質を補給する事が出来るので、ナッツ類などのビタミンが豊富な食品を積極的に食べるようにしましょう。
乳酸菌
乳酸菌は、ヨーグルトなどの乳製品に多く含まれる成分で、乳酸菌のイメージとしてみれば、やはり腸内環境の向上につながるイメージを持たれる方も少なくはありませんが、肌の保湿力の改善にもつながります。
腸内環境が悪くなってしまうと、悪玉菌の代表格の“大腸菌”や“ブドウ球菌”などが体内に侵入しやすくなり、それが原因で肌荒れや乾燥肌のような肌のトラブルにつながってしまうのも一つの原因です。
つまり、肌をケアするためには、外からのアプローチだけではなく、体の中からもアプローチしていかなければなりません。
また、善玉菌の中にある“ビフィズス菌”は、肌の質を向上させる為に欠かせないビタミンB群を生成させる作用や、ミネラルの吸収を促進させる働きもあるので、乾燥肌も解消され、その上、肌の質も高まるので一石二鳥です。
まとめ
今すぐにでも簡単に出来る具体的な対策方法としてみれば
・保湿を怠らない。
・血行を良くする。
・肌を傷つけない。
特に、よくやってしまいがちな行動は。肌を傷つける行動です。
洗顔後やお風呂上がりに、無意識のうちに顔をゴシゴシ拭いてしまう事も多々ありますよね?
肌はとても刺激に弱く、敏感なので、過剰に刺激する事はやめましょう。
上記の3点を気を付けるだけでも、乾燥肌が脱出する要因になるので、しっかりと自分の肌と向き合ってみてください。
他にも、肌に関する内容は以下を参考にしてみてください。