物事に対して、“白と黒”をつけないと気が済まないタイプですか?
他にも
「100か0」
「○か×」
などのように、全ての事柄に“甲乙”をつけたり、求めてしまう人も少なくありません。
ですが、その結果を求めて過ぎてしまう行為そのものが、自分を追い詰めている可能性があるのです。
自分自身は
「そんな事は無い!」
と感じた人は、特に注意が必要かもしれません。
そこで今回は「自分を追い込んでいる?白黒つける人が苦しまない為の3つのポイント」を紹介していきたいと思います。
グレーゾーンの存在
「正しい事は正しい。」
「間違っている事は間違い。」
のような考えを持っている人は少なくはありません。
しかし、この考え方を否定するわけではありませんが、物事には“グレーゾーン”と呼ばれる内容もあるのです。
間違っている事も、限度はありますが、同じ過ちを犯さなければ、経験になります。
良い事も悪い事も積み重なって、人は徐々に出来上がっていくので、一概にも白と黒に分けてしまうのでは無く、物事にはグレーゾーンがあるのを覚えておきましょう。
白と黒の考え方に対して、グレーを入れるちょっとした考え方の違いが、自分を追い詰めない秘訣と言えます。
結果が全てではない
確かに、答えが明確な事柄は、結果が物を言う事はありますが、それは自分自身がその事柄を通り過ぎたからこそ言える事なのです。
経験にあからさまな速い遅いという事は無く、いかに経験した事を“どれだけ”自分の中に取り入れる事が出来るかが重要なのです。
例えば
答えが無い恋愛も同じ事が言えますよね?
出会い → 交際 → 結婚という流れがありますが
「恋人と上手くいかなかった。」
「結婚生活が破綻した。」
などのような事が起きとしたら、これらのような事は結果が全てと言えますか?
恋愛も結婚も人生で言えば、『分岐点』・『通過点』です。
例え別れが訪れてしまったとしても、その経験を次に活かせるか否かが大切になってきますよね?
経験を無駄にするかしないかは自分自身なので、「結果が全て。」と思いたい気持ちはわかりますが、結果までの“過程”を工夫していく事が最も重要になるのを忘れないようにしてみましょう。
アドリブ力
けして、物事に対して白黒つける人に“アドリブ力が無い”と言っているのではなく、「もう一段階上のアドリブ力が必要。」という事になります。
白黒をつける人は、自分の『知識』や『経験』など、優れたものを持っているため、一度自分の結論を出した考えを曲げる事が出来ない事も多々あります。
これは、その事柄に対して、“人一倍”考えているので、その場の回答をする相手にほど、自分の出した結論を簡単に変える事が出来ないのです。
ですが、もしかすると、その考えた事そのものが誤っている可能性もゼロではありません。
一人で物事を考えれば、いくらたくさんの時間を割いて、あらゆる角度から考えていても、軸は自分です。
つまり、自分の考えが迷走しているだけなので、自分の中に無い考えは生まれる事はありません。
なので、自分を追い詰めないためにも、まずは相手の考えや意見を一度自分の中に取り込むようにして、耳を傾けるように努めていきましょう。
まとめ
上記の3つの事柄を見て、『綺麗事』と感じた人は、もうそれだけで、自分自身を追い込んでいる可能性は否めません。
どんな事柄に対しても、ストイックな気持ちも大切ではありますが、心の“逃げ道”を作ってあげるのも、自分を精神的に追い込まないポイントです。
なので、たまには、いつも背負っている『責任』や『重圧』という名の重荷を下ろしてみてはいかがでしょうか?
白黒つけたがる人の中には、心の病気が隠れている可能性もあるので、少しずつリラックス出来る環境を作ってみてください。
他にも、以下の内容を参考にして頂いて、生活に役立ててみてください。