お正月や夏休みのような長い休みが続くと、ついつい怠けてしまう人もいるのではないでしょうか?
日頃の疲れを取るために、時には“怠ける事”も大切な要素になってきますが、そんな時に・・・。
食べ過ぎたり、飲み過ぎたりした時に『胸焼け』が起こる事はありませんか?
ただの胸焼けならば、誰しもが起こりうる事なので、あまり気にしなくてもいいかもしれませんが、胃酸が“逆流”している可能性も少なくはありません。
『胃食道逆流症』や『逆流性食道炎』という病気をテレビやCMなどで耳にした事がある人もいるのではないでしょうか?
もし、自分がその病の可能性があるのであれば、放置しておくと取り返しのつかない事になってしまうかもしれませんので、今回は「朝から胸焼け?その症状は胃食道逆流症の可能性の原因・治療方法」を紹介していきたいと思います。
胃食道逆流症の原因
胃食道逆流症は、簡単に言えば、胃の中にある『胃酸』が、食道へ逆流してしまう事により、“胸焼け”や“呑酸”などを感じたり、食道炎が起こる病気です。
胃食道逆流症の症状は3つのタイプに分類されます。
・「食道炎が起こり、自覚症状があるタイプ」
・「食道炎はあるが、自覚症状がないタイプ」
・「自覚症状はあるが、食道炎はないタイプ」
そもそも、『食道』と『胃』の境目には、胃の中の物が逆流しないために、閉じたり開いたりする“弁”のようなものがあるのですが、その弁が何らかの症状で上手く働かなくなってしまうと、胃液が逆流する事があり、食道を胃酸で傷つけてしまう事があります。
また、内視鏡の検査から食道に炎症がある場合は『逆流性食道炎』か『びらん性胃食道逆流症』と呼ばれ、食道に炎症がない場合は『非びらん性胃食道逆流症』と区別されているのです。
胃食道逆流症診断チェック
気になる症状は人それぞれ異なる事かもしれませんが、症状の辛さは自分自身にしかわかりません。
なので、下記の項目から当てはまる項目をチェックしてみてください。
□胸焼けがある。
□胸に痛みを感じる。
□お腹が張る事がある。
□よく咳が出る
□声がかすれる。
□睡眠障害がある。
□喉に違和感がある。
□ゲップがよく出る。
□食べ物が飲み込みにくい。
□吐き気を覚える事がある。
□食後は胃がもたれる。
□胃酸が上がってくる気がする。
□食事中に食欲が無くなる。
□食事が楽しくなくなる。
いかがでしたでしょうか?
いくつ当てはまりましたか?
当てはまった数が少ない人でも、年齢と共に弱ってきている可能性もありますし、当てはまった数が多い人ほど、早急な医療機関での対応が必要かもしれませんので、しっかりと専門機関への受診をしてみてください。
「胸焼けがない。」からと言って、胸焼けがない事も少なくはないので、油断は禁物です。
まとめ
身体の中身の問題は、どうしても自分自身ではわからない事も多々あります。
ですが、身体はその病気に気付いてもらうために、“何らかの”アクション(症状)を出してある事もあるので、それを一刻も早く気付くためにも、見落とさないようにするのが重要になってきます。
とは言っても、なかなか自分では気付けない事もあります。
なので、定期的に医療機関での人間ドックなどの検診を受ける事が早期発見につながるので、身体のために定期検診を受けるようにしましょう。
他にも、以下の内容を参考にしてください。