人間は、人生の約1/3の時間を“睡眠”に費やしているのをご存知ですか?
睡眠は『三大欲求』の一つになり、身体の健康を維持するためにも、とても大切な要因になります。
そんな睡眠ではありますが、しっかり睡眠の時間を設けられている自信はありますか?
よく睡眠時間は「8時間必要。」という話もありますが、個人差がありますので、一概にも8時間が必要なわけではありません。
しかし、いくら8時間寝る必要はなくても、自分が気付かないうちに睡眠不足となり、『睡眠不足症候群』になっている事も少なくはありません。
そこで今回は「あなたは大丈夫?意外と気付かない睡眠不足症候群に陥る人の特徴」を紹介していきたいと思います。
睡眠不足症候群の原因
簡単に一言で言えば、“睡眠不足”です。
「むしろそれ以外何があるの?」と感じる人もいるかもしれませんが、ただ単純に睡眠が足りない場合もありますが、実際はしっかり睡眠の時間をとっていても睡眠不足症候群になってしまう人もいるのです。
例えば
テレビやCMで耳にした事がある人もいるかもしれませんが、『睡眠時無呼吸症候群』も原因の一つになってきます。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中の呼吸の流れが何秒も止まってしまう状態があり、この病気が発症したとしても自覚症状がない人もたくさんいます。
睡眠時無呼吸症候群が引き金となって、しっかり寝ていても睡眠不足になってしまう人もいるのです。
また、人間は日中に活動をして、夜になるにつれて眠りにつくといったような活動サイクルがあり、この活動サイクルと共に“体内時計”が狂ってしまうと、日中に睡魔に襲われたり、夜に眠れなくなる事から、睡眠不足症候群を招いてしまう可能性もあります。
睡眠不足症候群診断テスト
『睡眠』という事柄に関しては、動画を撮るなどしなければ、自分の寝ている姿を見る事は出来ません。
ですが、自分がどう寝ているかはわからなくても、身体は正直に反応いたしますので、以下の項目から、当てはまる項目をチェックしてみてください。
□いびきをかく。
□「無呼吸だよ。」と言われた事がある。
□日中に眠気に襲われる。
□昼夜逆転する事がある。
□学業や仕事が忙しい。
□自分はショートスリーパーだと思う。
□睡眠の質が低い気がする。
□早く寝ようとしても眠れない。
□自分では「寝れた!」と思っても睡魔が付きまとう。
□睡眠不足が1ヶ月以上続いている。
いかがでしたでしょうか?
いくつ当てはまりましたか?
当てはまった数が少ない人はあまり気にかける必要はないかもしれませんが、当てはまった数が多い人、または最後の項目の「睡眠不足が1ヶ月以上続いている。」にチェックが入った人は、専門機関を受診するのも一つの手かもしれません。
睡眠不足症候群になりやすい人の特徴
睡眠不足症候群になってしまう原因は自分自身の行動が影響している可能性もあります。
中には、仕方のない事もあるかもしれませんが、なりやすい人の特徴を参考にしてみてください。
多忙型
仕事や学業が忙しい事など多々ある事ではありますが、そのような時期が続いてしまうと、どうしても睡眠不足になってしまいます。
仕事でプレゼンの内容を考えたり、テスト期間になると、寝ずに勉強をする人もいますが、それでは体内時計は崩れてしまうのです。
睡眠の時間を削らなければ追い付かない事もありますが、睡眠不足が続くと、体調を崩してしまう事もあるので、なるべく睡眠を削るプランは立てないように努めていきましょう。
睡眠長時間型
これは個人差はありますが、睡眠をする時間を平均するとだいたいどれくらいですが?
冒頭にも記載しましたが、1日8時間を必ず寝なければならない根拠はありませんが、考え方が十人十色であるように、睡眠時間も同じです。
8時間の睡眠では足りない人もいますよね?
そんな人はどうしても、睡眠不足症候群に陥ってしまう可能性があります。
夜更かし型
現代では、スマホやパソコンの普及や技術の進歩から、睡眠の時間を忘れて、没頭してしまう人も少なくはありません。
休日に“夜更かし”
なんて人もいるのではないでしょうか?
ですが、スマホやパソコンなどが光は、人間の脳を覚醒する作用があり、それが原因で睡眠不足を招く可能性があります。
まとめ
夜眠れない事や中々寝付けない事も、日常的に起こりうる可能性はありますが、そのような状態が1ヶ月以上続いている場合は、一度専門機関への受診をしてみてください。
「睡眠だけで病院に行くなんて・・・。」
と感じる人もいるかもしれませんが、近年睡眠関係の内容に悩みを抱えている人は少なくないので、早めの対処が大切になってきます。
他にも、睡眠に関する内容は以下を参考にしてください。