疲労の感じ方は個人差がありますが、どんな事で“疲れ”を感じますか?
肉体的疲労や精神的疲労など、疲労の種類にも様々ありますが、その疲労は自分の“性格”が招いているかもしれませんよ?
性格は当たり前のように、似ている人はいても、全く同じ性格の人はなかなかいません。
人間の性格は、育ってきた環境や関わった人などによって形成されるので、例え兄弟だとしても異なってしまうのです。
しかし、そんな異なった性格だとしても、心の疲労の原因を作ってしまう性格があります。
それは“責任感が強い人”です。
そこで今回は「心の疲労の原因は自分?責任感が強い人が疲れない為の5つの方法」を紹介していきたいと思います。
責任感が招く疲れのメカニズムと特徴
日常生活を普通に送っていたとしても、肉体的・精神的に疲れが溜まってしまいがちですが、責任感が強い人ほど、より疲労感が増してしまいます。
責任感が強い人の特徴として
・「物事を頼まれると断れない。」
・「他人任せが嫌い。」
・「融通が利かない。」
などの、少々“頑固”な一面もあります。
ですが、その性格が当然良い面に働く事もありますが、良い面に働いたとしても、知らず知らずのうちに心の疲労が溜まっている事もあるのです。
いざ自分の仕事が終わり、帰り支度をしていても、他の人に頼まれると断れずに引き受けてしまったり、どれだけ大変な事柄に対しても、他人に任せる事が出来ずに自分でやりとげたりと、精神的に追い込まれてしまう事も多々あります。
責任感の強い性格そのものが悪いわけではありませんが、こういったように責任感の強さが「心の疲労」という観点からみると“仇”になっている事もあるのです。
では、そのよう性格ならば、どうにも出来ないと思う事もありますが、そんな事はありません。
疲れない方法はいくつかありますので、自分の見合った方法を行ってみてください。
疲れない為の方法
身体が“睡眠”を取る事で、体力が回復するように、心が疲れない為の方法はいくつかあります。
人それぞれ考え方が異なるので、一概にも下記の内容が良いとは言い切りませんが、自分に合った方法を実践してください。
全力投球をやめる
責任感の強い人ほど、物事に対して全力投球をしてしまう事も少なくはありません。
ですが、当たり前のように毎回全力投球を続けていれば、いつかは心身共に壊れてしまいます。
よく使われる全力投球とは、野球のピッチャーの例えなのですが、そのピッチャーでさえ、常に全力投球をしているわけではありません。
野球のピッチャーは、仮に1試合投げ抜くと、150球前後投げているので、1球1球全力で投げていては、身体は持ちません。
野球のピッチャーは、1試合投げ抜く為に全力を注ぎますが、一人のバッターに対しては全力を注がない事もあるので、同様に物事全体に全力を注いでも、細部に渡る事柄は“力配分”が出来るように努めていきましょう。
効率的に物事を進める
人に任せるよりも、自分で行った方が正確で納得のいくように物事は進むかもしれませんが、「効率」という観点からみてみるとどうでしょうか?
特にお仕事などで数をこなさなければならない事を一人で請け負えば、どうしてもスピードは低下してしまいます。
人間の手は当たり前のように2本しか無いので、一人で全ての事柄をやり抜こうとしても限度があり、例えやり遂げたとしても、多大な時間が掛かってしまうのです。
なので、正確さも大切な要因の一つではありますが、「効率」という事に目を向けてみるのも大切になってきます。
無駄な時間を作る
「無駄な時間」や「暇な時間」は好きですか?それとも嫌いですか?
言葉や字だけを見ると、あまり良いイメージは沸きませんが、物事には“無駄”も“暇”もとても大切な要素なのです。
とある会社では、仕事の能率や作業効率を向上させる為に、昼食の後に『昼寝の時間』を設けている職場もあるのです。
確かに、その時間も作業に費やせば、仕事スピードは上がるかもしれませんが、作業をするのは“人間”です。
ロボットや機械が動いているのであれば、ボタン一つで動くかもしれませんが、人間はそういう訳にはいきませんよね?
なので、時には、一見無意味な無駄や暇のようなジャンルも必要になってくるのです。
時間配分の調整
これは、上記の「全力投球をやめる」に類似している部分もありますが、時間配分を調整する事も必要になってきます。
責任感が強ければ強い人ほど、どうしても自分の現状を変えられない人も少なくはありません。
そんな人は、時間配分を考えてみるのも一つの手です。
「どうしても手を抜く事は・・・。」
「100%を出し切らないと・・・。」
などのような考えを持っているかもしれませんので、“ペース配分”だけは間違えないようにしてください。
リラックスは忘れずに
最後に、疲れない方法としてリラックスする事も大切な要因になってきます。
人間は緊張と緩和の日常を繰り返し生活している為、多くの人が少なからずストレスを感じている事もあるので、なるべくプレッシャーから解放させてあげる事も必要なのです。
リラックス方法は自分の気が休まる事ならば、どんな事でも有効的に働くので、休日などは「心の健康」を気遣ってみるのも重要になってきます。
まとめ
責任感の強い人は、真面目な頑張り屋さんも多く、その一生懸命なりすぎる性格から、自分を見失ってしまう人もいます。
なので、しっかりと“心の手綱”を離さないようにして、最大限責任感を活かせるようにしてみてはいかがでしょうか?
また、心身共にリラックスさせる為に以下の物も有効活用してみてください。
他にも、以下の内容を参考にしてみてください。