あなたは“人前”に出るのは得意ですか?それとも苦手ですか?
人間社会で暮らしている以上は、人と関わらない事はなかなか難しく、人前で何かをしなければならない事も少なからずあります。
例えば
・結婚式でのスピーチ(挨拶)
・会社でのプレゼン
・子供の学校の役員
など、たくさん人前で行わなければならない事があります。
ですが、人前に出るのが苦手な人は、それらが苦痛となって、あらゆる症状が出てしまう『対人恐怖症』というものもあるのです。
そこで今回は「人と会うのが怖い?日本人特有の対人恐怖症の原因と症状・診断テスト」を紹介していきたいと思います。
対人恐怖症の原因と症状
対人恐怖症が発症してしまう原因は、“遺伝”や“育ってきた環境”などが要因として考えられてはいますが、明確な原因や発症してしまう理由はまだわかっていません。
対人恐怖症で見られる症状としては、身体そのものに現れる『肉体的症状』と、『精神的症状』の二つがあります。
『肉体的症状』の一例とすれば
・手足の震え
・動機や過呼吸
・腹部の不快(吐き気や下痢等)
・顔面の紅潮
などが起こる事があります。
同様に、『精神的症状』の一例として
・不安感
・恐怖感
・うつ状態
などの、過剰な精神的な症状が起こる可能性もあるのです。
精神的症状だけをみると、不安障害にもある『パニック障害』の症状と類似していますが、対人恐怖症と異なる部分は、パニック障害は理由がなく突然起こる事に対して、対人恐怖症は、人の視線や評価に不安感などを覚えた時に起こる事があります。
ですが、自分自身が対人に恐怖を覚えてているのか否かは、実際わからない事も無いと言えば嘘になります。
なので、以下の診断テストの項目をどうぞ。
対人恐怖症の診断テスト
対人関係で悩みを抱えている人も少なくはないかもしれませんが、自分の事とは言ってもわからない事も多々あります。
なので、以下の項目から、当てはまる内容をチェックしてみてください。
□初対面の人は苦手。
□どんな事柄に対しても比較的に緊張しやすい。
□他人の「どう思われているか?」が気になる。
□異性と話すと同性よりも赤面してしまう。
□性格的にネガティブ思考になりやすい。
□慣れた間柄の人(友人等)でもどこか緊張する時がある。
□人前に出ると心臓のドキドキが激しくなる。
□過呼吸気味になる事がある。
□人前は特に頭の中が真っ白になる。
□緊張のあまり吐き気や気分が悪くなる。
□他人と接する時は不安感に襲われる。
□あまりの不安から恐怖感を覚える事もある。
□人を避ける事で日常生活に支障が出ている。
□強い不安感から不眠や食欲の低下などの影響がある。
□自分は対人恐怖症だと思う。
いかがでしたでしょうか?
いくつ当てはまりましたか?
当てはまった数が少ない人ほど、対人恐怖症とは無縁なのかもしれませんが、当てはまった数が多ければ多い人ほど、対人恐怖症の可能性があります。
まとめ
冒頭にも記載しましたが、人間社会で暮らしている以上は、人間関係を絶ちきる事はなかなか出来ません。
なので、少しでも対人恐怖症の症状を克服出来るように努めてみてはいかがでしょうか?
どんな事柄に対しても、一番大切になってくる要素は“経験”です。
自分のペースで一歩ずつ前に進む努力が症状を抑えるきっかけになるかもしれません。
他にも、以下の内容も合わせて参考にしてください。