『クレジットカード』や『カードローン』を利用した事はありますか?
利用をしている人もしていない人も、実際どんなところが違うかはわかりますか?
カード類は「絶対に使わない!」なんて人は知らなくても良いのかもしれませんが、これからはキャッシュレスの時代になりつつあるので、カード関連も理解しておくにこした事はありません。
ですが、「どちらが自分に合っているのかがわからない。」
そんな人もいると思いますので、今回は「何が違う?クレジットカードとカードローンの5つの異なる内容」を紹介していきたいと思います。
目的の違い
クレジットカードとカードローンの大きな違いとして、そもそもの“目的”が異なります。
クレジットカードは、利用者の信用を前提に、物事の決済などを“立て替え”てくれるカードの事です。
決済などを立て替えるという事は、クレジットカードさえあれば、例え手持ちに現金がなくても支払う事が出来るのですが、必ずどのカードにも上限金額(限度額)があります。
反対にカードローンは、個人の信用をもとに無担保でお金を“融資”してくれるので、ここがクレジットカードとの大まかな違いがあるのです。
また、使い道によって、ローンの種類があるのも特徴としてあります。
「現金を借りれるカードローン」と「代わりに立て替えてくれるクレジットカード」と覚えておくようにしましょう。
金利の問題
お金を融資・立て替えてもらえば、相手もボランティアで行っているわけではないので、“金利(手数料)”が発生します。
クレジットカードは『利用方法』や『返済方法』によっては、手数料が発生しないケースもあるのです。
また、手数料が発生するケースは
・分割払い
・リボ払い
・キャッシング
などがあるので、利用する場合は、あらかじめ返済方法も考えておく事が大切です。
カードローンは、以下の3つの種類に分ける事ができます。
・銀行系カードローン
・信販系カードローン
・消費者金融カードローン
これらのカードローンはそれぞれの金融機関で金利も異なりますので、利用する場合は、しっかりと“金利(手数料)”関連を頭に入れておきましょう。
適用される法律
法律は、憲法に基づいて国家の立法機関により定められ、社会生活の秩序を維持するために制定されているモノなので、もちろんクレジットカードやカードローンにも法律があります。
具体的な法律の違いは、ショッピング枠のクレジットカードは『割賦販売法(かっぷはんばいほう)』という法律があり、キャッシング枠のあるカードローンやクレジットカードには『貸金業法(かしきんぎょうほう)』と呼ばれる
割賦販売法が対象となるクレジットカードでの取引は、分割払いなどの“2ヶ月以上”の支払う場合に対象となり、貸金業法は、『総量規制』という法律から、年収の1/3以上のお金を借りる事が出来ないという規定がカードローンやクレジットカードのキャッシング枠にはあります。
審査の基準
大まかに言えば、クレジットカードもカードローンの審査もほぼ同じです。
職業や年収はもちろんの事、住居形態や勤続年数など、事細かく審査されます。
ですが、審査の基準はどちらも似たり寄ったりのとこではありますが、申し込みの条件が異なる事があるのです。
カードローンを申し込む場合は、20歳以上で学生は作れませんが、クレジットカードは18歳以上であれば、一部のカードのみ学生でも作れる事があります。
そのため、大学や専門学校へ進学を控えている人が、何かがあった時のためにクレジットカードを作っている人も少なくはありません。
審査基準の詳細は以下の内容を参考にしてください。
サービス関連
各業界それぞれにたくさんのサービスがあるように、クレジットカードやカードローンにも、お得なサービスはあります。
クレジットカードのお得なサービスの場合
・貯まったポイントの交換。
・海外での通貨の調達。
・提携している店舗の特典。
など、利用者に対してプラスになり得るサービスが他にもたくさんあります。
カードローンのお得なサービスの場合
・無利息の利用。
・急な出費への対応。
・様々な用途での利用。
など、当たり前のように、クレジットカードのサービスとは異なりますが、各用途に適したサービスがあるのです。
他にも、『ETC』や『付帯保険』関連もあるので、気になる方は調べてみてください。
まとめ
クレジットカードもカードローンも、いざという時にあれば安心ではありますが、お金にまつわる内容なので、しっかりと責任を持ち、計画的に利用をするようにしてください。
上手に利用をすれば、カード関連で“借金地獄”に陥る可能性は少なくなるので、状況に応じて使い分けていく事が大切になってきます。
これから新しくカードの申し込みを考えている人も、自分の用途を考えて、自分に見合ったカードを申し込むようにしてください。
また、現代では、たくさんの“副業関連”もあるので、暇な時間を利用しながらお小遣いを稼ぐのもありかもしれませんね。
他にも、以下の内容を参考にしてください。