自分自身が“天狗になる事”はありますか?
そもそも、天狗になるという意味合いとして
・得意気になる。
・自慢をする。
・自惚れる(うぬぼれる)。
などの、天狗のように鼻を高くする様子にたとえた慣用句です。
少し褒められたり、物事が上手くいったりすると、天狗に大変身してしまう、なりやすい人も中にはたくさんいますよね。
気持ちはわからなくもないですが、今回は「あなたはどっち?天狗になりやすい人の5つの特徴と診断テスト」を紹介していきたいと思います。
天狗になりやすい人の特徴
どんな事柄に対しても理由や動機があるように、天狗になりやすい傾向を持っている人も世の中にはたくさんいます。
そんな特徴を紹介していきたいと思います。
調子に乗りやすい
けして、調子に乗る行為自体が悪いわけではありませんが、やはり天狗になりやすい傾向の一つとして、調子に乗りやすさがあるのは否めません。
仕事や学業、プライベートなどで弾みがついたり、順調に進むと、気持ちが高まってしまう人も少なくはないのです。
誰しも人生が上手くいけば、喜びから天狗になる事も当然と言えなくもないですが、それをあから様に調子に乗ってしまうと、周囲にいる人に“不快感”を与えてしまう事も多々あります。
自信がある
自分に自信のある人は、過去の経験や努力などが“ベース”となっているため、身近にいると心強い存在ではありますが、同時に、天狗になりやすい可能性も秘めています。
自信のある人の多くは、培った経験がベースとなってと記載しましたが、それの表現の仕方次第では、ただの“自慢話”になってしまう人も少なくありません。
その人の性格にもよりますが、偉そうに説明をしたり、武勇伝を語る人もいますよね?
周囲の人間環境
自分の身の回りにどんな人がいるのかによっても、天狗になりやすい傾向が上がります。
天狗になりやすい周囲の人間環境としてみれば、“イエスマン”や“ご機嫌取り”などのような、常にあなたの発言や行動に共感をしてくれる人が側にいるだけで、「あれ?自分は凄いのかな?」なんて錯覚に陥る事もあるのです。
「常に共感をされると嘘臭い。」
などと思う人も中にはいますが、人間は承認欲求が強い生き物で、認められる事に慣れていない人ほど、可能性も高まります。
大言壮語
そもそも、大言壮語とは、事実を誇張したり、自分の出来そうもない事を謳ったりというような行動を指しているのですが、簡単に言うと、“ビックマウス”という事になります。
口先では調子の良い事や大袈裟に出来もしない事を威張り倒している行動が天狗になる可能性にもつながってしまうのです。
異性に対して、自分を大きく見せるために、偽ってしまう人も同様な事が言えるのですが、あまりオーバーな事ばかり口にすると、友達は少なくなるかもしれませんね。
ナルシスト気質
上記の「自信がある」と類似している部分もありますが、ナルシスト気質を持っている人も、天狗になりやすい要因です。
元々、ナルシストは自分に自信がある人が陥りやすく、周囲との温度差がある事は否めませんが、この温度差が天狗になる一歩になりかねません。
ナルシストの人は自己愛が強い人も多いので、日本人の性格的に“奥床しさ”を兼ね備えておくのも大切なのかもしれませんね。
天狗なりやすさ診断テスト
きっかけは十人十色ではありますが、いつでも誰でも天狗になってしまう要素は持っています。
ですが、なかなか自分では自覚する事が難しいかもしれませんので、以下の10個の項目から当てはまるモノを選んでチェックをしてみてください。
□自信家である。
□順風満帆である。
□承認欲求が強い。
□図に乗りやすい。
□自己愛が人より強い。
□自分さえ良ければいい。
□過去を省みる事をしない。
□周りが見えなくなる事がある。
□自分より他人は劣って見える。
□「謙虚」という意味がわからない。
いかがでしたでしょうか?
いくつ当てはまりましたか?
当てはまった数が多ければ多い人ほど、天狗になりやすい要素を持っている可能性があるので注意をしてみてください。
まとめ
時には、羽目を外したり、度が過ぎる事もあるように、誰しもが一度や二度くらいは、天狗のように鼻が伸びきってしまう事もありますよね?
しかし、その内容を他の人はあまり良く思わない事も多く、最悪の場合、関係が壊れてしまうケースも少なくはありません。
童話のピノキオの話が良い例ですね。
また、天狗になる事で気持ちも大きくなりすぎてしまい、心のブレーキが踏めなくなると、人間としての尊厳(不倫等で)を失ってしまう人もいるので注意が必要です。
なので、一時の高揚感などに一喜一憂しない事も大切かもしれません。
他にも、以下の内容も参考にしてください。