みなさんは、自分の“記憶力”には自信がありますか?
年齢を重ねる毎に記憶が曖昧になってしまう人も少なくはありません。
スマホや鍵を置いた場所がわからなくなったり、人の名前がなかなか思い出せなかったりと、そんな経験をした事がある人もいますよね?
「物忘れが酷い。」
「物覚えが悪い。」
と、一言で片付けてしまえば、それで終わりかもしれませんが、いくつになっても人間の記憶力を高めていく事は可能なのです。
そこで今回は「年齢と共に低下?誰でも簡単に出来る記憶力を上げる3つの方法」を紹介していきたいと思います。
記憶力テスト
ここで簡単な記憶力診断です。
下の画像から問題を出すので、まずは1分間覚えてください。
しっかり覚えましたか?
では、問題です。
全部で青色のたまごはいくつありましたか?
少し簡単すぎでしたか?
正解は“4つ”です。
ですが、今は意識的に覚えたからこそ出来ても、日常生活の中では、仕事の内容や試験勉強などの覚える事がたくさんあるので、簡単にはいきません。
そこで、記憶力を高めるためにも、以下の3つの方法を試してみてください。
有酸素運動
運動と聞くと、激しく体を動かさなければならないイメージがありますが、脳にある『海馬(かいば)』を刺激するため、軽い有酸素運動でも効果があるという研究結果があるのです。
ウォーキングやジョギング(早歩き程度)などの有酸素運動をする事により、脳神経が増えて、認知機能そのものも向上につながりますので、認知症の予防になります。
また、血流が悪くなると、脳に十分な酸素や栄養素を取り込む事が出来なくなるため、ストレッチなどで硬くなった筋肉をほぐしてあげる事も効果的です。
ですが、ただ単純に体を動かせば良いわけではありません。
“継続は力なり”
という言葉があるように、続ける事が大切なのです。
なので、毎日コツコツ運動を心掛けてみましょう。
食生活・睡眠の改善
記憶力を上げるためには、食生活や睡眠にも気を配る事が大切な要因になってきます。
普段から行う事が記憶力の向上につながるのであれば、試さない手はありませんよね?
食の工夫
まず食の工夫として必要なのは、“たんぱく質”を取り入れる事です。
脳内にある神経伝達物質が上手く働くためには、たんぱく質は欠かせない存在になります。
また、糖質(ご飯、パン類、麺類等)は、脳の働きを高めるエネルギーの源なので、たんぱく質と一緒に摂取してみましょう。
納豆ご飯や卵かけご飯なんて効率良く摂取ができるので、おすすめです。
ですが、良く噛んで食べる事だけは忘れないようにしとください。
睡眠の質
「人間は寝ている間に脳内の記憶を整理する。」
なんて言葉を耳にした事がある人もいるかもしれませんが、記憶を維持するためにも睡眠は必要不可欠です。
学生の頃に一夜漬けで試験に挑んだ人も多いかと思いますが、実際にテストの成績はいかがでしたか?
向き不向きがあるので、一概にも否定しかねない部分もありますが、記憶を維持する上では、しっかりとした睡眠時間や睡眠の質を高める必要があります。
睡眠に関する内容は以下を参考にしてください。
・寝つきが悪く睡眠の質が下がってしまう寝る前にやらない方が良い事
反復練習(勉強法)
歴史の勉強で年代を覚えるために
「いい国作ろう鎌倉幕府(1192年)」
「鳴くよウグイス平安京(794年)」
などの語呂合わせや
理科の元素記号の覚え方で
「水兵リーベ僕の船 名前あるシップスクラークか」
なんて暗号じみた言葉を唱えた人もいるかもしれませんが、これも一種の“反復練習”ですよね?
他にも、ひたすらノートに書きなぐる方法も似たようなものです。
一度見ただけで覚える事が出来れば良いのですが、そんな簡単に覚えられれば苦労はしません。
なので、日頃からのトレーニングが必要なのです。
トレーニング
トレーニングの内容は、いきなり難しいモノに手を出しては長続きはしません。
一番良いのは、自分が楽しめる内容がベストではありますが、見付ける事が出来ない人は以下の内容を参考にしてください。
・難読漢字
・頭の体操
まとめ
現代には、記憶力を高めるアプリやサプリメントなどもたくさんありますが、それらに頼るのも一つの手です。
記憶力や処理速度などは20代をピークに年々減少してしまうので、40代から50代にかけて、顕著に出てしまう人も少なくありません。
ですが、これを機に諦めるのではなく、記憶力を上げる方法を一歩ずつ高めていってください。
1日何があったかを日記にして付けてみるのもアリかもしれませんね。
他にも、以下の内容も参考にしてみてください。