暑い夏が終わりを迎えると、過ごしやすい秋が訪れます。
日本は四季がありますので、季節毎に好みが分かれる事だと思いますが、秋から冬に掛けて、身体がかゆくなったりする事はありませんか?
秋や冬は、空気が乾燥してくる季節なので
「肌も乾燥しているのかな?」
なんて感じる方もいるかもしれませんが、知らず知らずのうちに、寒冷蕁麻疹になっている可能性もあります。
そこで、今回は「秋冬は要注意!寒さからくる痒みの寒冷蕁麻疹の特徴と3つの対策予防法」を紹介していきたいと思います。
そもそも寒冷蕁麻疹とは?
寒冷蕁麻疹の原因として、急に外気の温度が寒くなったり、冷たい空気に晒される事によって、皮膚の温度変化が生じて蕁麻疹が起こります。
人間の皮膚は、何らかの刺激のようなダメージが加わる事で、皮膚内の組織の『ヒスタミン』という物質が放出されて引き起こされる皮疹です。
また、ヒスタミンが分泌された箇所は、膨らみのある皮疹や赤い斑点、かゆみが生じます。
寒冷蕁麻疹は、手や足、顔などの一部に寒冷刺激が加わる事で蕁麻疹が生じる“局部性”と、全身に蕁麻疹が生じる“全身性”があります。
ですが、蕁麻疹そのものは、がんや感染症、ストレスなどが原因で発症する可能性もありますので、安易に自己判断せずに、専門機関を受診するようにしてください。
対策&予防方法
症状の度合いは個人差がありますが、一般的に軽度な寒冷蕁麻疹の場合は、特に治療をしなかったとしても、時間が経つにつれて自然に症状も緩和されます。
ですが、症状がなかなか治らず、繰り返し再発がある場合もありますので、そのような時は必ず皮膚科を受診するようにしてください。
自分で出来る予防方法として
・寒暖差を作らない。
・冬だけでなく夏も注意。
・食生活の見直し。
まずは、この3つから始めてみましょう。
寒冷蕁麻疹というくらいなので、寒暖差は“天敵”です。
気温が低い場所に行く場合などは、防寒対策を怠らないように努めてください。
寒冷という言葉を見れば、寒い冬を想像しがちではありますが、夏場も寒暖差が生じる場所がありますよね?
冷房機器で冷やされた部屋などにも、外と寒暖差があるので気をつけましょう。
最後の食生活は、食べ物の中には、身体を冷やす食材もありますので、食べた後に症状が出る場合は、様子を見ながら食べる事をおすすめいたします。
まとめ
上記にも記載した通りで、寒冷蕁麻疹はがんや感染症、ストレスなどが関わって起こるケースもあります。
「蕁麻疹は市販薬で治る。」
などのような安易な考えになってしまう人もいるかもしれませんし、冬場になれば、特に乾燥肌の人は、かゆみが出てくる人も少なからずいますが、自己判断だけに委ねるのではなく、必ず医療機関を受診するように努めてください。
体質改善や治し方も十人十色です。
自分に見合った改善方法を見付けてみてくださいね。
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