いきなりですが、“風邪”の正式名称をご存知ですか?
「え?風邪は風邪じゃないの?」
なんて思った人もいるかもしれませんが、『急性上気道炎』や『風邪症候群』という歴とした総称があります。
とは言っても、一般的な風邪の症状と変わりは無く、くしゃみや鼻水、鼻づまり、咳、発熱、喉の痛みなどがありますが、今回は喉の痛みに対しての「治らない喉の痛みを早く和らげる為に大切な良い食べ物と悪い食べ物」を紹介していきたいと思います。
喉の痛みの原因
喉に違和感や痛みの大まかな原因として
・ウイルスや細菌による感染
・口呼吸などでの粘膜の乾燥
・声の出し過ぎによる喉の酷使
・タバコ等の喉への刺激
風邪やインフルエンザはもちろんの事、扁桃炎なども喉の痛みを伴う可能性もあるのです。
口や鼻から呼吸をする事によって、体内に酸素を取り込む時に、空気中のあらゆる異物を吸い込んでしまいます。
ですが、人間のパーツには必ず役割があり、喉の内壁にある『繊毛』という場所が空気の異物を外に出そうとする働きが備わっているのです。
しかし、喉の乾燥や炎症(腫れ)など影響する事で、繊毛周辺の潤いが失われてしまうと、感染への“防御機能低下”にもつながってしまいますので、喉へ負担をかけないケアを心掛けていきましょう。
良い食べ物&悪い食べ物
上記の「喉の痛みの原因」に記載しましたが、“タバコ”などによる刺激は、喉の痛みを増進させてしまいます。
ですが、刺激はタバコなどだけではなく、食べ物から刺激を受ける事もありますよね?
喉に刺激を与えかねない食べ物として、“香辛料(とうがらしやコショウ等)”を筆頭に、“アルコール”や“カフェイン”・“炭酸飲料”、“酸味の強い(お酢や柑橘系等)”ものも避けるようにしてください。
また、熱すぎる・冷たすぎるのような食べ方にも気を配り、味の濃いものにも注意をしなければなりません。
反対に、もちろん喉に良い食べ物もあります。
喉に良いと言っても“ピン”とこない人もいるかもしれませんが、簡単に言えば、喉に刺激を与えないものが大切になってくるのです。
喉に良い食べ物は以下の表を参考にしてください。
どんな事柄に対しても、個人差がありますので、上記の表のような食べ物が“絶対”に効果があるとは言い切れないので、自分の身体に合ったものを見付けてみるのも大切な要因になってきます。
まとめ
風邪は当然ながら、春・夏・秋・冬、1年中、いつ引いてもおかしくはありません。
特に、冬場や季節の変わり目などの、身体が寒暖差に慣れていない時の方が引きやすい傾向もありますので、喉に違和感や痛みがあった場合は、上記を参考にして頂いて、手洗い・うがいを入念にして、体内にウイルス等を取り込まないようにしましょう。
ですが、喉の違和感や痛みにも種類があり、『声帯ポリープ』などが影響して違和感や痛みを招いている可能性も無いとは言い切れないので、1週間弱続く場合は、早めに医療機関を受診してください。
まだまだ“新型コロナウイルス”が猛威振るい、デルタ株などの変異株も増えてきていますが、めげずに今できる事から対策をしていきましょう。
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