いきなりですが、目や瞼が“痙攣(けいれん)”をした事がある人はどれくらいいますか?
どちらかの目の片方だけする人もいれば、目の上や下がピクピクっとなった経験がある方もいますよね?
ただ、いつの間にか痙攣も治まり、気にならなくなっている方も少なくありません。
ですが、そんな目や瞼が痙攣する原因も当たり前のようにあるのです。
そこで今回はしての「あなたは大丈夫?目や瞼がピクピク痙攣する原因と対策方法&自己診断」を紹介していきたいと思います。
目や瞼が痙攣の原因
そもそも、一般的に目や瞼がピクピクっと痙攣しているように感じるのは病気ではありません。
このような症状は、『眼瞼ミオキミア』という状態で、眼瞼けいれんとは異なり、目の周りの筋肉の攣縮(れんしゅく)が不随意に起こる状態を指しています。
通常は、片眼性が多く、肉体的ストレスや精神的ストレスが関係している事が原因と考えられています。
多くの方は、眼瞼ミオキミアの可能性がありますが、実際に『眼瞼けいれん』を伴っている人も少なくはありません。
眼瞼けいれんは、『大脳基底核』という脳の箇所が関連している病と言われており、男性よりも女性の方が眼瞼けいれんに苦しめられている人が多くいます。
自己診断テスト
上記の「目や瞼が痙攣の原因」に記載しましたが、眼瞼ミオキミアになってしまう多くが、肉体的ストレスや精神的ストレスが関連している事が多くありますが、それだけではありません。
なので、以下のチェック項目から、自分の行動と照らし合わせてみてください。
□ 睡眠不足である。
□ 眼精疲労は否めない。
□ ドライアイ気味である。
□ 寝ても疲れが取れない。
□ 長時間同じ姿勢でいる。
□ ストレスが溜まっている。
□ ストレスを発散する場が無い。
□ 目を酷使する仕事をしている。
□ カフェインを過剰に摂取している。
□ スマホやパソコンの使用頻度は多い。
いかがでしたでしょうか?
いくつ当てはまりましたか?
該当した数が少なければ、あまり気にする必要性はないかもしれませんが、当てはまった数が多ければ多い人ほど、対策を考えると共に、専門機関を受診する事をおすすめします。
対策方法
普段の生活から出来る対策方法としてみれば、まずは適当に目を休める、これに尽きると思います。
近年では、“新型コロナウイルス”の影響で、リモートワークが強いられている企業も多いため、1日中パソコンで作業をしている人も少なくはありません。
また、そうでない人も1日の中でスマートフォンをどれくらい使っていますか?
使用頻度は人それぞれ違いがあるかもしれませんが、ホットアイマスクなどで目の周りを温めて、血行を促すのも対策の一つです。
また、簡単な事かもしれませんが、十分な睡眠を確保する事も、肉体的な疲労に加え、精神的ストレスの緩和にもつながりますので、最低でも6時間くらいの睡眠時間を作るようにしてみてください。
ついつい、スマートフォンを片手に寝落ちしてしまう人もいますが、スマートフォンから発せられるブルーライトが睡眠の質を下げてしまう事もあるので、睡眠の2時間前には見ないように心掛けてみましょう。
まとめ
やはり、目を労わるのは睡眠や周囲の筋肉を休めるのが一番な対策になってくるので、毎日少しずつ労わるようにしてください。
また、ストレスも影響している事から、ストレスを発散するのも一つの手ではありますが、コーヒーなどのカフェインを過剰に摂取するのはやめましょう。
他にも、以下の内容も参考にしてみてください。
・目の疲れ?眼精疲労になりやすい人の5つの原因と症状・解消方法