あなたは、何か事件に遭遇した経験はありますか?
比較的に、日本は“平和”なイメージを持たれている方も少なくはないと思いますが、残念な事に、全国各地で凶悪な事件が相次いでいる現状は否めません。
ちなみ、犯罪件数が1日平均すると、どのくらいの犯罪行為があるかをご存知でしょうか?
詳しい数値を知りたい方は警察庁のホームページ等を参照して頂けるとわかりやすいとは思いますが、それだけ日本も多くの犯罪行為が横行しています。
世界と比べると、多少は安全な国なのかもしれませんが、日本だからといって安心安全な暮らしが出来る場所ではないので、油断は禁物なのです。
そこで今回は「危機回避?危険な凶悪事件から身を守る為に大切な5つの対策方法」を紹介していきたいと思います。
行動範囲の確認
凶悪な事件といっても、みなさんの知らない場所で起きている事もあれば、街中や住宅街などの日常的な場所でも起こる可能性があります。
あまり考えたくはありませんが、突如事件に巻き込まれる可能性も無いとは言い切れないので、まずは自分が出来る対策として、日々の行動を注意するのも対策の一つになってきます。
例えば、あなた自身の職場から自宅までの間を想像してみてください。
どうですか?
人気の少ない場所はありませんか?
非常時に逃げ込める場所(交番やお店等)はありますか?
日々の行動は、当たり前のように毎日行うと、慣れのような安心感が生まれてしまい、“警戒心”が薄れてしまうのも事実です。
なので、これを機に行動する範囲を確認して、少しでも危険性のリスクを軽減できるように努めてみましょう。
自身の行動
上記の「行動範囲の確認」と同様に考えてもらいたいのですが、いきなりですが、質問です。
□ながら歩きをしている事が多いですか?
質問に該当しない場合は問題ありませんが、ながら歩きをしている事が多い方はとても危険です。
ながら歩きの一例として
・音楽を聴く
・歩きスマホ
歩きながら音楽を聴いたり、スマホを操作しながらは、目や耳から入ってくる情報を遮断しているのと同じ状態に陥り、周囲への注意が散漫している事もあって、事件や危機が発生しても気付くのが遅れてしまいます。
ただでさえ、これらの行動は事件や危機が無くても危険なので、ながら歩きはしないようにしてください。
スマホに関する内容は以下を参考にしてみてください。
・わかっているならもうやめて!歩行中・運転時のながらスマホの危険性
・小中高生だけでない?スマホ依存症かもしれない症状と診断・対策方法
・あなたは大丈夫?現代人が陥りやすい「スマホ病」の特徴と対策方法
些細な変化
みなさんは、『割れ窓理論』というものをご存知ですか?
割れ窓理論とは、わかりやすく説明すると、1枚の窓ガラスをそのまま放置していると、さらに壊される物が増えて、いずれは街全体の治安に影響を及ぼすという、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱した理論です。
これは、街中に壊れた車やバイク等が乗り捨てられていたり、公園や空き地(空き家等)などへの落書きも該当いたします。
一見、どこにでも起こりうる内容すぎて、あまり実感ができない方もいるかもしれませんが、街にゴミが多かったり、落書き等が多いと、誰も地域に対して関心がない表れになり、軽犯罪から始まって、次第に犯罪が多発するようになるのです。
簡単に言うと、自分の部屋が散らかっていると、多少の汚れも気にならないかもしれませんが、部屋を綺麗に片付けた後は、ちょっとしたゴミでも気になりますよね。
なので、街中のちょっと変化を見逃さないように、日頃から注意を払うようにしてみてください。
身近への報告
突発的に起こる犯罪には該当しませんが、元恋人などが関係しているストーカー等には身近な人への相談が自分の身を守るすべになる可能性もあります。
もちろん、友人や親族などに相談するのも良いのですが、その方たちは「あなたの住んでいる近くの場所にいますか?」
近所に友人や親族がいる方は良いかもしれませんが、地方から上京してきた方たちは厳しい現状は否めません。
なかなか赤の他人に相談するのは難しいのもわかりますが、“遠くの親類より近くの他人”ということわざがあるように、いざとなった時に1秒でも早く手を差し伸べられるのは、遠くの身内よりも近くの他人です。
警察に相談をするのも一つの手ではありますが、警察官は常にあなた自身を守る為だけにいるわけではありません。
なので、警察に被害の現状を伝えるのと同時に、身近な気心しれた他人に身の危険を感じている事を伝えてみてください。
ストーカーに関する内容は以下を参考にしてみてください。
・ストーカー被害から自分の身を守れる可能性が上がる3つの別れる方法
・別れた相手がストーカーになる可能性が上がる自分の行動や特徴
防犯グッズ
よく防犯グッズという言葉を耳にする機会は多々ありますが、実際に防犯グッズのどれを選択して利用すれば良いのかわからない現状もありますよね。
ましてや、悪事を働く人たちの為に、「どうして、その為に自らが身銭を切らないといけないのか?」なんて疑問に思う方も少なくありません。
ですが、冒頭にもあるように、自分の身は自分で守らないといけないくらいに、日本は安全な国ではない現状がある限りは、何かしらの対策が必要となってくるのです。
そこで、今すぐにも出来る防犯グッズが大切になってきます。
空き巣や住宅侵入の為に:防犯カメラや補助錠等
窓から侵入されない為に:防犯フィルムや窓用ブザー等
暴漢に襲われた時の為に:催涙スプレーやスタンガン等
これら防犯・護身グッズは、あくまでも一例ではありますので、自分に見合った物をホームセンターなどで探してみてはいかがでしょうか?
まとめ
最後まで見て頂いた事だとは思いますが
「基本的な事だよ!」
「こんなの知っているよ!」
なんて思った方もいるかもしれません。
ですが、どれだけの人がこれだけの対策ができていますか?
近年、全国的に命を脅かすような重大事件が多発している事から、警戒心が強まっている方も多いとは思いますが、対策というのは事が起きる前にしないと意味を成しません。
なので、事が起こる前に、自分が出来る何かしらの防犯対策をしていくようにしてみましょう。
他にも、以下の内容も参考にしてみてください。
・災害時の為に!非常持ち出し袋に最低限入れておきたい5つのリスト