混ぜるな危険?突然症状が現れる可能性があるアレルギー交差反応の注意点

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みなさんは、何かアレルギーを持っていますか?

何かしらのアレルギーを持っている方は、日頃から症状が起きない為に気を付けながら生活をしている事だと思いますが、幼少期からアレルギーとは無縁の方は、特に注意が必要かもしれません。

簡単な理由として、小さい頃は何も症状が無くても、大人になってから急に発症してしまうケースも少なくはないからです。

ですが、普段からアレルギー関連とは無縁の方たちは、何をどのように注意をしなければならないのかわからない事も多いかもしれません。

そこで、今回は「混ぜるな危険?突然症状が現れる可能性があるアレルギー交差反応の注意点」を紹介していきたいと思います。

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そもそもアレルギーとは?

人間の体内には、細菌やウイルスなどの感染症や異物等から守る為に『免疫機能』というモノが備わっているのですが、この免疫の働きが生活環境の変化などによって異常をきたし、様々な症状(咳・発疹・呼吸困難等)が起きてしまう状態をアレルギーとして考えられています。

身近なところで言うと、食べ物や花粉、ほこり(ハウスダスト等)などがありますが、通常はこれらが身体に大きな害を与えないような物質だったとしても、免疫反応が過剰に働く事で引き起こされてしまうのです。

アレルギーの原因となる抗原(アレルゲン)は、体内への侵入経路によって、主に3種類に分けられます。
・食物性アレルゲン(卵・小麦・落花生等)
・吸入性アレルゲン(カビ・花粉・化学物質等)
・接触性アレルゲン(金属・洗剤・化粧品等)

これらは、アレルゲンが重なり原因が複雑化してしまうケースもあるのです。

個人差はありますが、体内にアレルゲンが侵入してから、原因物質にもよりますが、早いと数分で症状が現れる人もいれば、ゆっくり症状が現れる人もいます。

アレルギー交差反応

交差反応とは、簡単に言うと、自分自身があるアレルギーを持っている場合、そのアレルゲンの構造が似ている主反応以外の物質を取り入れただけでも、体内が誤って反応してしまいアレルギー症状が出る事を差しています。

例えば
・ペットと肉類
・ゴム製品と果実類
・花粉と青果類

などがあります。

特に、交差反応が起こりやすいのは花粉です。

花粉症の10人に1人は発症している可能性がある『花粉・食物アレルギー症候群(PFAS)』があります。

どの花粉に反応しているかによって、野菜や果物などの青果類に症状が出るかは異なりますが、実際にそれらを食べた時に、口の中や喉が“ヒリヒリ”するなどの違和感を覚えた事がある方は、交差反応によるものかもしれませんので、身に覚えがある方は一度検査をしてみても良いかもしれません。

他にも、ペットを飼っている人は、ペットに付着しているダニなどのアレルゲンが牛肉や豚肉に含まれているものと似ているので注意が必要です。

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まとめ

アレルギー症状が大人になってから発症する人は、そのアレルゲンの蓄積により発症してしまうケースがあります。

コップに水滴をポタポタ垂らしていると、1回に蓄積される量はごく僅かかもしれませんが、いつかは溢れ出しますよね?

まさにアレルギーもこの現象を考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。

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コップの大きさは人それぞれ異なりますが、容量の限度を超えると、アレルギーの症状が出てしまうのです。

なので、症状が出た場合は、なるべく早めに医療機関を受診するようにしてください。

他にも、以下の内容も参考にしてみてください。

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