「出会いがあれば、別れもある。」、頭では理解していても、別れは悲しいものです。
ましてや、別れの原因は人それぞれある事だとは思いますが、突然別れを切り出されてしまうと、ショックを隠せず、悲しみや怒りまで覚えてしまう事でしょう。
別れたショックが“悲しみ”で、留まれば良いのですが、人間の相手を「好き」と思う気持ちは、ねじれると、「恨み」や「妬み」に変化してしまう事も多々あります。
ですが、それらの感情は相手へ恨みだと本人は思っているのですが、本当はどんどん自分自身を追い込んでしまっている事に気付いてないのです。
そこで今回は「失恋から恨みに変わってしまう原因と抜け出す3つの対処方法」を紹介していきたいと思います。
恨みに変わる原因
考えられる原因のひとつとしてみれば、感情の矛先がある場合は、その相手に向けて矢印を大半の人が作ってしまいます。
ましてや、恋愛などのように、必ず相手がいるものであれば、いくら相手が悪くなくても、相手にその感情を向けてしまう方もいるのではないでしょうか?
そうなれば、必然的に恨みの感情が沸いてきてしまうのは否めません。
矛先を向けなければ良いのですが、矛先を向けなければ、自分自身がおかしくなってしまうという方もいる事から、恨みを向けるのは、一種の防衛本能みたいなもの。
ですが、いくら防衛本能とは言っても、今度はその防衛本能が自分を滅ぼしてしまう事もあるので対処をしなければなりません。
なので、その恨みへの対処方法を考えていく必要があります。
脱出の対処方法
「叶わぬ恋などない。」そう感じる事もあるかもしれません。
相手を想う行為はけして悪いわけではありませんが、それでは自分の為にはなりません。
そこで、簡単ではありますが、3つの対処方法を紹介していきたいと思います。
周囲を遮断しない
前の恋人への気持ちが強ければ強いほど、周囲の方との接触を避けてしまいます。
理由としてみれば、他人は冷静になって物事を見れるのも、ひとつの要因です。
引きずっている本人からすれば、「恋は盲目」という言葉があるように、周囲や物事が冷静に見れず、判断出来ていない可能性もありますよね?
そのような時には、どうしても自分以外の他の力が必要になってくるのです。
なので、周囲の人間関係は絶対に遮断をしないようにして、恨みへの負のスパイラルから抜け出せるように努めていきましょう。
他の話を聞く努力
これは上記の「周囲を遮断しない」とセットみたいなモノではありますが、いくら周囲を遮断しなくても、相手の話に耳を傾けなければ、何も意味がありません。
少し冷静になって考えてみてください。
他人は、あなたに対して、どうして色々な事を言ってくれるのですか?
そうです。
あなたの為です。
「頭ではわかっているんだけど・・・。」
もうその言い訳はやめましょう。
頭で理解が出来ているのであれば、恨みの感情に浸かりきってしまう事はありません。
失恋、つまり振られた本人は、その恋にピリオドを打つ事に、自分の納得がいくようには、けしてなりません。
そもそも、振られた事が納得がいかないのにも関わらず、終止符を打つ事に納得が出来るわけがないのです。
ですが、どこかで線を引かなければ、先に進めば進むほど、踏ん切りが付かなくなってしまいます。
なので、自分の為に言ってくれる他の人に対して、耳を傾けれる努力はしていってください。
自分への攻撃
恨みの感情を抱いた時に、相手(元恋人)が“自分を苦しめている”と、思いがちではありますが、本来は自分自身が自分を苦しめているのです。
確かに本人からすれば、「相手が別れなければ・・・。」と感じる事もあるかもしれませんが、それは相手の自由です。
人間はいくら他人に優しくても、便りになっても、最終的には自分自身の感情が優先してしまうのも事実。
自分が窮地に立たされた時に、いつまでも相手の事ばかりは考えていられませんよね?
それと同じように、自分が一番可愛いからこそ、別れた感情を相手への恨みに変えるしかないのです。
という事は、確かに、きっかけを作ったのは、別れを切り出した相手かもしれませんが、そのきっかけを大きくした。
つまり、火に油を注ぐのは紛れもなく自分自身です。
なので、あまり自分自身を攻撃、責めすぎないようにするのも対処方法のひとつと言えます。
まとめ
恋愛は、片方の気持ちが終わった時には、当たり前ではありますが、関係自体が消滅してしまいます。
ましてや、別れたい気持ちは相手にしかわかりませんし、それを自分がコントロールする事は出来ません。
感情の矛先を向ける場所がないので、恨みの感情が芽生えてしまう気持ちもわかりますが・・・。
これ以上、元恋人のせいで、これから先の自分の人生まで狂わせて良いのですか?
なので、次のステップに進めとは言いません。
ですが、これ以上自分の人生を狂わせないためにも、恨みの感情が燃え上がってきても、その感情に乗らないようにしてください。
万が一に、結婚を匂わせて、金品などを盗られた場合は、自分一人で悩むより、警察や弁護士などの法的機関に相談する事をおすすめいたします。
他にも、以下の内容を参考にしてみてください。