物の値段や税金といった、お金にまつわる事柄が上がっている昨今。
しかし、周囲のお金はいくら上がっていても、残念ではありますが、お仕事をしてもお給料は上がらず、より無駄遣いが出来ない現実があります。
ですが、『お金を使えない症候群(節約症候群)』に悩まされている人もいる事をご存知ですか?
自分で稼いだお金にも関わらず、お金を使う事に対して、“罪悪感”を覚えてしまう人もいるのです。
お金事情は十人十色で、他人が口を出せる問題ではありませんが、あまりにもお金を使わない事が、デメリットにも生じてきてしまいますので、今回は「罪悪感がある?お金使えない症候群(節約症候群)診断とデメリット」を紹介していきたいと思います。
お金使えない症候群(節約症候群)診断テスト
世の中には、『節約家』、『浪費家』という言葉がありますが、お金使えない症候群(節約症候群)の人は、お金を使う事に対して、強迫観念に囚われてしまっている人も少なくはありません。
なので、以下の内容に、自分自身が当てはまる項目をチェックしてみてください。
□質より量だ。
□無料な物は嬉しい。
□休日は家から出ない。
□ポイントは宝物。
□1ポイントでも多く貯めたい。
□服は全部バーゲン品。
□バーゲンと聞けば、必ず覗く。
□買い物は安く買わないと損。
□イベント事はあまり好まない。
□お金の為ならば我慢が出来る。
ここで半分です。
いくつ当てはまっていますか?
かなり当てはまってしまった人も、あまり当てはまらなかった人も残りの半分をどうぞ。
□周囲からの誘いは億劫。
□頭の中は、『節約』ばかり。
□悩み事は、『お金』に関する事。
□割り勘は細かい単位までしたい。
□自分は完璧主義者だと思う。
□抱き合わせ商法はお得に感じる。
□以前買った物が安くなっていると、損した気分になる。
□なるべく人のためにはお金を使いたくない。
□本来の欲しい物よりも安い物を選ぶ。
□買い物をすると後悔の念に駆られる。
いかがでしたでしょうか?
当てはまった数が少ない人はあまり気にならない事だと思いますが、当てはまった数が多ければ多いほど、お金使えない症候群(節約症候群)の可能性が高いと言えます。
デメリット
ただの『節約』ならば、問題はありませんが、過度の行き過ぎた節約は、自分の身の回りでいくつか問題点、デメリットが生じてしまいます。
物事への興味
お金を掛けずに楽しめる事もたくさんありますが、世の中の大半の事がどうしてもお金が掛かってしまうのも事実です。
「○○が欲しい。」
「○○が食べたい。」
自分の欲求を満たそうとするだけでも、お金は掛かってしまいます。
そんな中、お金を使わない生活ばかり気に掛けていれば、気持ちが窮屈になりすぎてしまい、物事が楽しめなくなってしまうのは当然です。
なので、将来の不安から節制を強いられる事は否めませんが、少しはゆっとりのある環境を作る事も“大切”という事は頭に入れておきましょう。
交遊関係
診断テストの中にあった、「周囲からの誘いは億劫。」という項目にチェックが入った人は、特に注意が必要かもしれません。
理由の一つとして、友人や他の人と関係があれば、どこへ出掛けたり、食事に行くなど、日常茶飯事な事だと思います。
となれば、どうしてもお金を使わない事は出来ませんよね?
あまりお金そのものに神経質になりすぎてしまと、どうしても周囲から煙たがられてしまい、関係にヒビが入ってしまう事も多々あります。
なので、周りに迷惑が掛かるほどの節制は控えるように心掛けてみましょう。
精神的な負担
貯金も楽しく出来ているのであれば、精神的な負担は少ないかもしれませんが、目には見えない強制力が働いてしまうと、精神的な負担は多くなってしまいます。
節約する事で、将来への不安を軽減させようとしているにも関わらず、節約をする事で、身体を壊していては元も子もありません。
ストレスを溜めない環境を作る事は現代で暮らしていれば難しい事かもしれませんが、それを溜め込まないように心掛ける事は出来ます。
なので、節約をするのであれば、精神的な負担があまり掛からないよう試行錯誤を繰り返していく事も重要になってきます。
とは言っても、“ストレス社会”と言われるくらいに、ストレスは蔓延しているので、ストレスに関する内容は以下を参考にしてみてください。
・気付いてる?その体の不調はストレスの原因の可能性とその診断
まとめ
将来の事を考えれば、貯金や節約は必要不可欠な内容になってくるのは仕方のない事かもしれませんが、どんな事柄でも、度を超した“○○過ぎる”というような行動は良くありません。
なので、貯金や節約をしすぎる事によって、自分や身の回りの人(家族など)を苦しめるのはやめましょう。
人それぞれ置かれている環境は異なる事だとは思いますが、少し落ち着いて、もう一度自分の環境を見直してみるのも一つの手だと思います。
他にも、節約関連の内容は以下を参考にしてみてください。