『カビ』と聞くと、どこか不快感はある人もいるかもしれません。
全世界に3万種類以上ものカビが存在している事をご存知ですか?
人間はカビと共存していると言っても過言ではありますが、たくさんの種類の中にも、“人間の身体に害があるカビ”と“人間の身体に害がないカビ”もいるのです。
例えば、人間の身体に害がないカビと言えば
パンなどを発酵させるために使用される『イースト菌』も、その一種とされています。
他にも、チーズなどもありますよね?
ですが、そんな良いカビばかりではなく、身体に害のあるカビも世の中には存在するのです。
そこで今回は「肌荒れ?咳が止まらない?その症状はカビが原因の可能性と対処方法」を紹介していきたいと思います。
身体に危険・悪影響があるカビ
カビは、条件さえ整う事があれば、場所を問わず、どんどん成長する事が出来ます。
家の中にもありますよね?
ですが、そんなカビではありますが、身体に危険・悪影響を及ぼす可能性があるカビもいるのです。
体内への影響
カビが生えている食べ物を知らないで食べてしまうと、嘔吐や腹痛、下痢などの症状が起こるカビもあれば、消化器官の出血や潰瘍などを引き起こす原因にもなりかねません。
よく、パンなどにカビが生えてしまう事はありますが、もったいないからと言って、“その部分を取り除いて”食べてしまう人もいますよね?
ですが、カビは目には見えないだけで、その周辺まで広がっている可能性も無いとは言い切れないので、自分の身体を守るためにも、「食べないで捨てる。」という選択肢を選ぶようにしてください。
アレルギー関連
カビは、自ら体内に取り込まなくても、口や鼻、毛穴などから体内に侵入する事もあります。
体内にカビが侵入すると、アレルギー症状として
・アトピー
・喘息
・鼻炎
などの症状が起こってしまう可能性があるのです。
人間の身体には『免疫力』が備わっているので、カビが体内に侵入しても、ある程度は対処する事が出来るのですが、体調不良やストレス過多が影響すると、著しく免疫機能が低下してしまうのです。
しかし、アトピーや喘息などは免疫力の有無が関係がない事もありますので、より注意が必要かもしれません。
また、人間の身体にもカビが生えやすい箇所があるのをご存知ですか?
誰もが耳にした事がある『水虫』もその一種になるので、カビが生えない環境を作る事が大切になってきます。
カビへの対策方法
カビの生えやすい条件として、『気温』、『湿度』、『栄養分』の3つの要素が整うと、みるみるうちにカビは繁殖してしまいます。
具体的なカビが生えやすい環境は
気温:20℃ ~ 30℃前後
湿度:60%以上
栄養分:たんぱく質など
栄養分となる物質は、食べ物だけでなく、ホコリや人間の皮脂、フケなども栄養素になるのです。
では、カビが生えない環境を作るためにはどうすれば良いのか?
一番は、“室内環境の向上”です。
室内を清潔に保つ事で、カビが生えにくく、住みにくい環境が出来上がり、部屋も綺麗になるので、一石二鳥になります。
また、カビは“じめじめ”した場所を好む事から、風通しを良くしてあげる事も、カビが住みにくい環境を作るポイントになってくるので、これを機に家庭環境を見直してみるのも大切になってきます。
まとめ
近年では、テレビやCMなどで“除菌”を押す内容も多くありますが、全ての菌を排除する事は容易ではありません。
なので、出来る限り最善を尽くして、カビが住みやすい環境ではなく、人間が住みやすい環境を作る事に努めていきましょう。
そこで、家庭環境を清潔に保つためにも、以下の内容を参考にしてください。
他にも、住み心地の良い環境を作るためにも、以下の内容も参考にしてください。