みなさんの周囲には喘息に悩まされている方はいますか?
喘息とひとくくりにしても、当たり前ではありますが、症状は十人十色です。
喘息のイメージとして、“咳”や“発作”など、実際に体験してみないとわからない辛さは否めません。
ですが、現在喘息の症状がない人でも油断は出来ません。
いつどんな事がきっかけとなって、喘息になるかはわからないからです。
そこで今回は「油断は禁物!大人は特に注意をしたい喘息の原因と症状・治し方」を紹介していきたいと思います。
喘息の種類
喘息の種類は、細かく分類するとたくさんあるのですが、大きく2つに分ける事ができ、『アトピー型喘息』と『非アトピー型喘息』に分けられます。
アトピー型喘息は、アレルギーやアトピー性の疾患を合併している事が多く、遺伝的なアトピー体質を保有している人が発症しており、小児喘息の過半数がこれに該当する傾向があります。
また、非アトピー型喘息は、アレルゲンがなかなか見付からない事もあり、大人の喘息に多い傾向があるのです。
『気管支喘息』と『咳喘息』という病名を耳にした事はありませんか?
これらも同じ喘息とは言っても、病名が異なるという事は、当たり前のように症状にも違いがあるのです。
原因と症状
喘息になりうる原因も個人差があり、アレルギーや遺伝的要因、アレルゲンではない物質(粉塵やガス等)を吸い込んだり、気候の変化などにより、過剰に気道が刺激されてしまうために喘息の発作が起こる可能性があります。
また、“ストレス”が原因で発作が起きたり、病院で処方される薬などが喘息を誘発させてしまう事もあるのです。
主な症状として、良く知られている気管支喘息の発作が起こると、咳や痰はもちろんの事、“喘鳴”と言って、「ゼーゼー」や「ヒューヒュー」のような音が鳴り、呼吸困難になってしまう事もあるのです。
咳喘息は、気管支喘息のような喘鳴や呼吸困難に陥る事はあまり無く、どちらかと言えば、慢性的に咳が続いてしまう傾向があります。
ですが、慢性的な咳が続くために、気管支喘息に症状が移行してしまう可能性もあるので注意が必要です。
治療・対策方法
喘息の一番な治療は、発作が起こらないようにする事が大切で、アレルギー症状が原因になるような喘息は、根本的な原因(粉塵やガス等)を取り除く必要があります。
現代では、“ステロイド吸入薬”が普及しているので、家でも発作を抑える事ができるのですが、症状が軽減してくると、自分の判断で治療を疎かにしてしまう人もいますが、炎症が悪化する事もあるので、必ず医師の判断に従うようにしましょう。
発作の質は人それぞれ異なりますが、症状が軽いからと言っても、自己判断だけは禁物です。
まとめ
発作を繰り返してしまうと、気管支に慢性的な炎症が残るので、なるべく炎症を抑える必要があります。
あまり、自己判断をするのは好ましくはありませんが、目安として
・息苦しさ
・チアノーゼ
・意識
などの状態を目安にして、見合った対処法を心掛けてください。
また、昨今世界規模で“コロナウイルス”が大流行していますが、今自分自身が出来る対応策をしていくように心掛けてください。
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